暗中模索の語源

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暗中模索とは

最終更新
2008-01-15T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/ancyuu_mosaku.html#what

読み(正かな遣い):品詞区分

あんちゅうもさく(あんちゆうもさく):名詞

暗中模索の意味

(1)暗闇の中で、手探りして探すこと。

(2)手がかりがないまま、いろいろやってみること。

暗中模索の語源や由来

最終更新
2008-01-15T00:00:00+09:00
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「暗中模索」は、『隋唐嘉話(ずいとうかわ)』の以下の故事に由来する。支那の唐に「許敬宗(きょけいそう)」という政治家がいた。許敬宗は宰相まで務め、文才にも優れた人物であったが、物忘れがひどく会った人の名前も覚えていないとの放漫な態度が目立った。そこである人が許敬宗に、「何晏(かあん)、劉驕iりゅうてい)、沈約(しんやく)、謝霊運(しゃれいうん)といった前代の有名な人に会うような気持ちで接すれば、暗闇で手探りをするようでも、やがては相手の名前が覚えられるだろう」と諌めたとされる。

「模索」は「手探りで探すこと」を意味し、正字では「摸索」と書く。ただし、戦後の同音漢字による書き換えで、現在は「模索」が仮に用いられている。

参考文献

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Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月15日 最終更新:2008年01月15日