暁の語源

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暁とは

最終更新
2007-11-19T20:08:14+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/akatsuki.html#what

読み(正かな遣い):品詞区分

あかつき(あかつき):名詞

暁の意味

(1)夜の明ける頃。東の空が白み始める頃。夜明け方。夜明け。古くは、夜半過ぎから明け方までをさした。

(2)ある物事が実現・完成した際。

暁の語源や由来

最終更新
2007-10-31T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/akatsuki.html#etymology

あかつきは「明か時(あかとき)」が転じた言葉で、奈良時代頃に用いられていた。これは一番鶏が鳴く頃とされ、夜を3つに分けた「宵」、「夜半」に続く明ける少し前の未明を指す語であった。「あかつき」と読まれるようになったのは平安時代頃からとされる。

また、夜が明ける一歩手前の頃をいう「東雲(しののめ)」、空が薄明るくなる頃をいう「曙(あけぼの)」との言葉が用いられ始め、次第にそれらと混同されるようになったといわれるが、いつ頃から現在のように空が白み始める頃を指して「あかつき」と呼ぶようになったかは不明。

「明移時(あけうつりどき)」や「明近附(あけちかづき)」、「明着(あかつき)」が語源とする説もある。

物事が実現・完成した時の意味――選挙に当選した暁には――で用いられる「あかつき」は、未完の時期を夜、完了を朝と考えての用法とされ、この「暁」も夜が明けて空が白み始める頃の意味で用いられている。

参考文献

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年10月31日 最終更新:2007年11月19日