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https://www.7key.jp/data/constellation/uma.html#info
略符 | UMa |
---|---|
属格 | Ursae Majoris |
英語での意味 | the Great Bear |
制定者 | プトレマイオス |
赤経/赤緯 | 10.67 h / 55.38° |
観測可能地域 | 90° 〜 -30° |
20時南中 | 5月3日 |
広さ | 1280 平方度 |
3等以上の星の数 | 6 |
最も明るい星(視等級) | ドゥベ(1.80) |
流星群 | Alpha Ursa Majorids/Ursids/Leonids-Ursids |
https://www.7key.jp/data/constellation/uma.html#star
星名 | 英名 | 意味 | 和名 | 視等級 | スペクトル | 距離 | 絶対等級 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
α | Dubhe(ドゥベ) | 大熊 | - | 1.80 | gK0 | 80 | - |
β | Merak(メラク) | 腰 | - | 2.44 | A1s | 80 | - |
γ | Phekda(フェクダ) | 熊の股 | - | 2.54 | A0ne | 60 | 0.2 |
δ | Megrez/Kaffa(メグレズ/カファ) | 付け根 | - | 3.44 | A3n | 75 | 1.9 |
ε | Alioth(アリオト) | 尾 | - | 1.78 | A0p | 50 | 0.2 |
ζ | Mizar/Anak al Banat(ミザール/アナク・アル・バナト) | 腰布/少女の首 | - | 2.17 | A2sp/A6 | 80 | - |
η | Benetnash/Alkaid(ベネトナシュ/アルカイド) | 大きい棺台の娘達の頭 | - | 1.87 | B3n | 170 | -2.1 |
θ | Sarir Banat al Naash(サリル・バナト・アル・ナシュ) | 君主の会葬者 | - | 3.2 | F6IV | 65 | - |
ι | Talitha Borealis(タリタ・ボレアリス) | 3つ目の足跡の北の星 | - | 3.12 | A4n+M1 | 50 | - |
κ | Talitha Australis(タリタ・アウストラリス) | 3つ目の足跡の南の星 | - | 3.6 | B9 | 300 | - |
λ | Tania Borealis(タニア・ボレアリス) | 2つ目の足跡の北の星 | - | 3.5 | A2IV | 150- | |
μ | Tania Australis(タニア・アウストラリス) | 2つ目の足跡の南の星 | - | 3.1 | M0III | 105 | - |
ν | Alula Borealis(アルラ・ボレアリス) | 1つ目の足跡の北の星 | - | 3.5 | - | - | - |
ξ | Alula Australis(アルラ・アウストラリス) | 1つ目の足跡の南の星 | - | 3.8 | G0V | - | - |
ο | Muscida(ムシダ) | 鼻づら | - | 3.4 | G5III | 150 | - |
π2 | Muscida(ムシダ) | 鼻づら | - | 4.6 | - | - | - |
σ1,2 | Al T.hiba_'(アル・ティバー) | ガゼル | - | 4.8 | F6IV | - | - |
τ | Sarir Banat al Naash(サリル・バナト・アル・ナシュ) | 君主の会葬者 | - | 4.7 | - | - | - |
υ | Sarir Banat al Naash(サリル・バナト・アル・ナシュ) | 君主の会葬者 | - | 3.8 | - | - | - |
φ | Sarir Banat al Naash(サリル・バナト・アル・ナシュ) | 君主の会葬者 | - | 4.6 | A3 | - | - |
χ | Al Kaphrahs(アル・カフラー) | - | - | - | - | - | - |
EL | Kophrah | カモシカの跳躍 | - | 3.7 | K1 | - | - |
80(g) | Alcor(アルコル) | 微かなもの | - | 4.0 | - | - | - |
アラビア語の Thahr al Dubb al Akbar(大熊の背中)が語源です。
アラビア語の al Marakk al Dubb al Akbar(大熊の腰)が語源です。うしかい座ε星、アンドロメダ座β星にも同名が付けられています。
アラビア語の Al Fahdh al Dubb al Akbar(大熊の股)が語源です。ファクド(Phacd)、フェグダ(Phegda)、ファド(Phad)と呼ばれることもあります。
アラビア語の Al Maghrez(大熊の尾の付け根)が語源です。
アリオトはカペラ(ぎょしゃ座のα星)のアラビア名である Al Ayyuqが誤ってこの星に付けられたと考えられています。
ミザールはアラビア語の Al Mi'zar(腰布)が語源、アナク・アル・バナトはη星の語源となった3人娘に由来していると考えられています。
両名ともアラビア語の Ka'id Banat al Na'ash(大きい棺台の娘達の頭)が語源です。ベネトナシュはこの後半から、アルカイドは前半からできた名称とされています。この名前は、北斗七星を構成するα、β、γ、δの4星が描く四角形を棺台、ε、ζ、ηの3星を台を引く3人の娘と見立てていることに由来します。
ι星とκ星は共にタリタと呼ばれ、アラビア語の Al Kafzah al-thalithah(3つ目の足跡)が語源です。
λ星とμ星は共にタニアと呼ばれ、アラビア語の Al Kafzah al Thaniyah(2つ目の足跡)が語源です。
ν星とξ星は共にアルラと呼ばれ、アラビア語の Al Kafzah al Ula(1つ目の足跡)が語源です。
ラテン語の musum(鼻づら)が語源であり、大熊の鼻先にこの星が位置することに由来します。
アラビア語でガゼルを意味します。もともとこれらの星の固有名称ではなく、付近の星で構成されたアラビア星座の名称だと考えられています。
アラビア語のカモシカの跳躍が由来とされています。元々はκ星の名称でしたが、κとχの文字が似ていることから誤記され、χの名称となったそうです。
アラビア語の Al Khawwar(微かなもの)が語源です。この星はζ星のすぐそばにあり、古代からこの2つの星が分離して見えるかどうかが視力検査に使われたとされています。
https://www.7key.jp/data/constellation/uma.html#astronomy
https://www.7key.jp/data/constellation/uma.html#other
大神ゼウスは森のニンフのカリストという娘と恋をして、2人の間にはアルカスという男の子が生まれました。これを知ったゼウスの妻である女神ヘラは激怒しカリストを熊にしてしまいました。やがてアルカスは立派な青年に成長しました。ある日アルカスは熊にされた自身の母親であるカリストに出会ったのですが、もちろん自分の母親とは知らずその熊に対して弓を放ちました。これを見てゼウスは驚き、矢がカリストに当る前に2人とも天に上げて、母親であるカリストはおおぐま座に、息子アルカスはこぐま座になりました。ただ、女神ヘラの怒りはそれでも収まらず、2人の母子は永遠に地上に降りて休むことを許されず、ずっと沈むことがないようにされたと言われています。
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