MTP【Message Transfer Part】

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MTPとは

最終更新
2007-01-06T00:00:00+09:00
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http://www.7key.jp/nw/wan/public/mtp.html#what

MTPは、SS7の最下層に位置し、基本的な経路管理を行うプロトコルです。OSI参照モデルと比較した際は次のようなイメージとなります。

MTP主な機能OSI参照モデルとの比較
MTP Level3共通線信号網上でのルーティングネットワーク層
MTP Level2フレームの識別や誤り制御などデータリンク層
MTP Level1変調方式やビット列の伝送など物理層

MTP Level1

最終更新
2007-01-06T00:00:00+09:00
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http://www.7key.jp/nw/wan/public/mtp.html#level1

MTP Level1では、電話交換機同士がやり取りをする共通線信号の変調方式やビット列の伝送方法が定められることとなります。共通線にはデジタルネットワークや家庭向けのISDNサービスと同じ伝送方式の回線を利用しています。符号化方式はAMI方式又はQAM方式が採られ、伝送速度はAMI符号であれば64kbps、QAM符号であれば48kbpsとなります。

MTP Level2

最終更新
2007-01-06T00:00:00+09:00
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MTP Level2では、電話交換機同士がやり取りをする共通線信号のフレームフォーマットを定め、フレームの識別や誤り制御などの方法を規定しています。共通線信号のフレームフォーマットの例を次に示します。

フレームフォーマット

F(8)
フラグ。必ず01111110をとる。データの中に1が5個連続した場合は送信側で必ずその直後に0を挿入する。これにより、受信側は1が6つ続けばそれをフラグと判断でき、5つの1の後に0が続けばその0は送信側が挿入した不要なものとして取り除く。
BSN(16)
BSN【Backward Serial Number】は、受信側が問題なくフレームを受け取ったことを送信側に報告するため、受け取ったフレームのFSNを送信側に通知するために使われる。
BIB(1)
BIB【Backward Indicator Bit】は、受信側が送信側にフレームの再送を促すためのビット。受信側は受け取ったフレームに誤りを検出すると、それまでのBIB値を反転させて送信側に返信をする。そのフレームを受け取った送信側は、その番号のフレーム以降のフレームを全て送信し直す。
FSN(7)
FSN【Forward Serial Number】は、送信側がフレームに付けるシリアル番号。0から127までの整数値を繰り返して順に付ける。
FIB(1)
FIB【Forward Indicator Bit】は、送信側がフレームを再送する際にそのフレームが再送であることを表すビット。再送の場合はこのフィールドが1となる。
LI(6)
信号長。
PRI(2)
優先度。
SIO(8)
サービス情報オクテット
SIF(可変長)
信号情報表示部。ここがペイロードとなる。
CK(16)
検査番号。

括弧内はビット長。最大フレーム長は4096bit。SIFは最大4032bit。

MTP Level3

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2007-01-06T00:00:00+09:00
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電話交換機の中継機となる共通線の交換機をSTP【Signal Transfer Points】(信号中継交換機)と呼びます。STPの役割は、ある電話交換機から別の電話交換機に向かう共通線信号を中継することです。STPは電話交換機から共通線信号フレームを受け取り、それを該当の電話交換機へ転送します。また、STPは別のSTPと接続することもあります。このSTPによって構築されたSTPネットワークを指して共通線信号網と呼びます。

補足知識

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当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース

Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年01月06日 最終更新:2007年01月06日