VoIP【Voice over Internet Protocol】

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VoIPとは

最終更新
2006-03-07T20:03:00+09:00
この記事のURI参照
http://www.7key.jp/nw/technology/vopn/voip.html#what

インターネットイントラネットなどのTCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する技術を指します。社内LANを使ったIP内線電話やインターネット電話に使用されています。

音声をTCP/IPネットワーク上に流すために、送信側はアナログである音声信号を2線-4線(2w-4w)変換、アナログ/デジタル(A/D)変換を行い、サンプリング周波数8kHzのデジタルデータを作成します。その後圧縮され、一定の時間ごとに区切ってIPパケット化されてTCP/IPネットワークに送り出されます。受信側は送信側が作成したIPパケットを受け取り、元の音声データを復元する作業が必要になります。このように、送信側と受信側の間で音声データとTCP/IPネットワークの橋渡しをする機器が必要となり、その機器のことをVoIPゲートウェイと呼びます。

電話のような音声ネットワークは、音声データを送受信する際に1つの電話回線を独占しますので通話品質が保証されています。しかし、VoIPで利用するTCP/IP網はさまざまな機器がデータのやり取りを行っており、音声データの遅延が生じる恐れがあります。また、VoIPゲートウェイにはデジタル化する際にデータを圧縮したり(当然音声データを復元する際はデータを伸張する)、無音の音声データは伝送しない無音圧縮機能を備えていたりしますので、品質の劣化が起こります。

遅延の主な理由

ネットワークによる遅延
IPパケットがルータを通過する際に発生する遅延。一般にホップ数が少なくなるようネットワークを構成することによって低減できます。
コーデックによる遅延
音声圧縮の際に生じる遅延で、一定時間分の音声データを一括して圧縮するために生じるアルゴリズムの遅延と、圧縮・伸張自体に要する時間から生じる処理遅延が考えられる。
パケット化による遅延
パケットを作成する際に生じる遅延。通話遅延の観点からはパケットあたりのフレーム数は小さい方がよく、伝送レートの観点からはパケットあたりのフレーム数は大きい方がよい。利用するネットワークの状態によって最適化することが望ましい。

補足事項

最終更新
2006-03-05T18:41:00+09:00
この記事のURI参照
http://www.7key.jp/nw/technology/vopn/voip.html#supplement

VoIPの代表的な規格として、SIP【Session Initiation Protocol】やITU-T勧告による規格H.323があります。

企業等の内線電話にVoIPを利用する場合、社内LANに内線電話機を接続して電話機間を全てTCP/IPIPネットワークにする方法と、内線電話機は従来通りPBXに収容し、PBX間を結ぶ広域中継回線部分にTCP/IP網を利用する方法とがあります。

VoIPで使用される音声圧縮の代表的なものに、ITU-T G.729、G.723.1、G.711があります。

VoIP技術の1つで、ADSLなどのDSL回線上で音声データの伝送を行うための技術としてVoDSLがある。

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Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年03月05日 最終更新:2006年03月07日