ST2【Internet Stream Protocol version 2】

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ST2とは

最終更新
2006-02-26T21:14:15+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/technology/control/st2.html#what

ST2ストリーム伝送制御を行うプロトコルインターネット層で動作します。コネクション型の伝送プロトコルで、オーディオやビデオのパケット伝送や、ゲームなどマルチメディアデータのリアルタイム伝送に応用されます。ST2はデータ伝送を行うST【Stream Protocol】と、制御を行うSCMP【Stream Control Message Protocol】(ストリームメッセージ制御プロトコル)から構成されています。

ST2もIPと同じアドレス形式を使用し、ARPを使用します。IPと共存するためにバージョン番号をIPv4が4、STが5、IPv6が6として識別するようになっています。また、IPへのST2のカプセル化も可能で、ST2を理解しないルータを通過させるために使用されます。

ST2ヘッダフォーマット
STVerDPri0000全長(16ビット)
ヘッダチェックサム固有ID
発信IPアドレス
ST(4bit)
IPバージョン番号(5)
Ver(4bit)
STバージョン番号(ST2+:3)
D(1bit)
0:SCMPメッセージ、1:STデータパケット
PRI(3bit)
パケット廃棄優先度。0:最初に廃棄、7:最高
全長(16bit)
STパケット全体のバイト長
ヘッダチェックサム(16bit)
ヘッダの1の補数和の1の補数
固有ID(16bit)
ストリーム識別子の最初の固有値
発信IPアドレス(32bit)
ストリーム識別子の2番目。32bitIPアドレス

補足知識

最終更新
2006-02-26T13:38:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/technology/control/st2.html#supplement

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当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース

Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年02月26日 最終更新:2006年02月26日