左義長

広告

広告

左義長とは

最終更新
2007-11-18T17:12:10+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/word_custom/sagicyou.html#what

左義長とは「さぎちょう」と読み、小正月の前後に行われる火祭りを指す。これは地方によって「どんど焼き」や「どんど祭り」、「おんべ焼き」、「さいと焼き」、「どんと焼き」、「御柴灯(おさいとう)」などと呼ばれ、1月14日の夜または1月15日の朝に、寺社や寺院の境内などに長い竹を三四本組んで立て、そこに正月に飾った門松注連飾り、書きぞめで書いたものなどを持ち寄って燃やすしきたりがある。その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くといわれ、また書き初めを焼いた炎が高く上がると字が上達するといわれている。日本全国で広く見られる習俗だが、東京では江戸時代に火災予防のために禁止されて以降廃れた。

起源は諸説あるが、平安時代の宮中行事にちなむとする説が有力である。小正月には宮中で、清涼殿の東庭で青竹を束ねて立て毬杖3本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡いながらこれを焼いてその年の吉凶などを占う行事があったとされる。毬杖(ぎっちょう)を3本を結ぶことから「三毬杖(さぎちょう)」と呼ばれ、これが民間に伝わって現在の形になったとされる。どうして現在一般的な「左義長」という字があてられたのは不明。

広告

Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年11月18日 最終更新:2007年11月18日