香典

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香典とは

最終更新
2008-01-14T15:11:31+09:00
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http://www.7key.jp/data/word_custom/kouden.html#what

香典は「こうでん」と読み、死者の霊前に供える金品を指す。正字では「香奠」と書き、香料とも呼ばれる。「香」は線香の代わりに供えるとの意味であり、「奠」と霊前に供える金品の意。通例、香典は香典袋(不祝儀袋)に入れて葬儀通夜、告別式の際に遺族に対して手渡される。仏事ではもともと花や供物とともにお香を供える習慣があった。そのため通夜や告別式にもお香を持参して行ったのだが、時代とともに葬儀には多額の費用がかかるようになったことから、現金を包むように変わっていった。

慶事には少く弔事には多く、といわれるように、香典の場合は多目の額を包むのが原則だが、「故人が目上のときは薄く、目下のときは厚く」や「故人が一家の長やその伴侶のときは多めに、子どもや老人のときには少めに」などとも言われる。

一般的に香典の表書きは「御香典」や「御香料」、「御霊前」などと薄墨で書き、回忌の法事の際には「御仏前」と書くのが慣例である。白黒あるいは双銀(銀一色)の結び切りの水引をかける。神式の香典袋は、白無地の包みに「御霊前」・「御玉串料」・「御榊料」と表書きし、白黒あるいは双白(白一色)の結び切り水引をかける。香典袋の表には「御霊前」などの文字の下に薄墨で自己の姓名を書く。袋の裏は、上側を上にする。袋の中には白無地の封筒(中袋)に紙幣を入れる。中袋の裏には自己の住所・自己の姓名・封入した金額を明記する。中袋の表側には、見やすいように楷書で、漢数字を使って金額を書く。中袋の裏側には、郵便番号、住所、氏名を書く(たとえ香典袋に氏名などを書いたとしても、中袋には住所や氏名を郵便番号を含めきちんと書く)。また、新札をそのまま入れるのは、あらかじめ準備して待っていたかのように取られるためマナー違反とされる。

香典を贈られた遺族は忌明けの挨拶状とともに、香典返しを送るのが一般的である。俗に「半返し」や「三分の一返し」とされ、送られた香典金額の半分から3分の1程度の品物をお返しする。このときの品物は、悲しみを引きずらないようにと、後に残らないお茶や海苔などが使われる。香典返しには、仏式ならば「志」「忌明志」と表書きし、白黒あるいは灰色の結び切りの水引をかける。関西地方では「満中陰志」と表書きし、黄白の水引をかける。神式では「志」「偲草」「しのび草」と表書きし、白黒あるいは双銀の結び切り水引をかける。また、会葬御礼と忌明けの報告を兼ねた挨拶状を同梱する。挨拶状には故人の戒名を記すことも多い。

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Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月14日 最終更新:2008年01月14日