ゲンゲ

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ゲンゲの情報

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一般名	ゲンゲ（紫雲英）
学名	Astragalus sinicus
科名と属名、園芸分類	マメ科ゲンゲ属の越年草。
英語名	Chinese milk vetch
別名	レンゲソウ（蓮華草）、レンゲ（蓮華）
花の情報	蝶型の花を散形花序に7～10個つける。花弁は紅紫色で長さ12～14mm、白色種もある。豆果は長さ2～2.5cmの無毛で黒熟する。
開花時期	4～5月
原産地	中国
適温	℃
草丈	10～30cm
花径	～cm

「ゲンゲ」が標準和名だが、一般にはレンゲあるいはレンゲソウ（蓮華草）と呼ばれている。多数の紅紫色の花が車輪状に並んでいる姿がハス（蓮華）に似ていることにちなむ。「ゲンゲ」は「レンゲ」が訛ったものと考えられている。
漢名の「紫雲英」は、一面に咲いている様子が低くたなびく紫の雲のように見えることにちなむ。
昔は水田の緑肥と牛の飼料として広く栽培されていた。化学肥料の普及により、また耕運機の普及で牛を飼う農家が少くなり、ゲンゲを植える水田はすっかり減っている。
根に根粒という瘤のようなものができ、中で活動している根粒菌が窒素を固定するため、花後は田にすきこまれ、有機質の緑肥とされた。それが十分に発酵するには一か月以上が必要で、5月の田植えとなると未熟なままで腐敗し、逆に害を与えてしまう。
中国原産の帰化植物。渡来は17世紀以前とされ、明治時代以降に急速に広まった。
若芽やつぼみのついた茎や葉は、天ぷらやゆでてあえものにできる。養蜂の蜜のもととしても重要。
全体を乾かして煎じ、下痢止めや下熱に用いられてきた。
春の季語。
岐阜県の県花に指定されている。

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