東文忌寸部献横刀時呪
東文忌寸部献横刀時呪とは
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- 2009-03-20T11:00:54+09:00
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東文忌寸部献横刀時呪とは、「やまとのふみのいみきべのたちをたてまつるときのじゅ」と読み、神道における呪文のひとつ。六月と十二月の晦日の大祓の当日、皇族以下百官有司が祓所に集る前に、大和と河内の文部が内裏の庭上に参候し、天皇に祓刀と人形を奉る際に漢音で読まれる。天皇は、この祓刀と人形とを受け、息を吹きかけて自身の災禍を移し憑け、祓をなしたといわれている。『神祗令義解』には、凡六月、十二月の晦日の大祓には、中臣は御祓麻を上れ、東西の文部は、祓刀を上り、祓詞を読め、訖りなば、百官男女を祓所に聚め集へて、中臣は祓詞を宣り、卜部は解除を為よ、
とある。
東文忌寸部献横刀時呪の祝詞
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この呪文の内容は、道教を背景にしたもので、全体が四文字語句で構成されている。これを奏することによって、天皇の長寿と御世の隆昌とを祝福したといわれる。
東文忌寸部献横刀時呪
(西文部准此、)
謹請、皇天上帝、三極大君、日月星辰、八方諸神、司命司籍、左東王父、右西王母、五方五帝、四時四氣、捧以銀人、請除禍災、捧以金刀、請延帝祚、
呪曰、東至扶桑、西至虞淵、南至炎光、北至弱水、千城百國、精治萬歳、萬歳萬歳、
東文忌寸部献横刀時呪
謹みて請ふ、
皇天上帝、三極大君、
日月星辰、八方の諸神、司命司籍、
左は東王父、
右は西王母、
五方五帝、四時四氣、
捧ぐるに銀人を以てし、禍災を除かむことを請ふ、
捧ぐるに金刀を以てし、帝祚を延べむことを請ふ、
呪して曰はく、
「東は扶桑に至り、西は虞淵に至り、南は炎光に至り、北は弱水に至る、千城百國、精治萬歳、萬歳萬歳、」
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Copyright (C) 2009 七鍵 key@do.ai 初版:2009年03月20日 最終更新:2009年03月20日