鎮御魂斎戸祭
鎮御魂斎戸祭とは
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- 2009-03-20T16:31:23+09:00
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鎮御魂斎戸祭とは、「みたまをいわいどにしずめるまつり」または「みたまをしずめるいわいどのまつり」と読み、神道における祭儀のひとつ。新嘗祭の前日夕刻に宮中三殿に近い綾綺殿で行われる「鎮魂祭(みたましづめのまつり/ちんこんさい)」と関連深く、鎮魂祭のミタマシヅメの儀式に用いられた木綿と、ミタマフリの儀式に用いられた御衣とを、十二月の吉日を卜して神祗官の斎院にある斎戸神殿に奉遷し、天皇の霊魂の象徴としてその御魂を鎮め奉る祭儀である。
鎮御魂斎戸祭の祝詞
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- 2009-03-20T17:01:55+09:00
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この祝詞は、鎮御魂斎戸祭の際に中臣氏が奏した祝詞である。
鎮御魂斎戸祭
(中宮春宮齋戸祭亦同)
高天之原尓神留坐須、皇親神漏伎・神漏美能命乎以氐、皇孫之命波豐葦原能水穂國乎、安國止定奉氐、下津磐根尓宮柱太敷立、高天之原尓千木高知氐、天之御蔭・日之御蔭止稱辭竟奉氐、
奉御衣波上下備奉氐、宇豆乃幣帛波明妙・照妙・和妙・荒妙・五色物、御酒波瓺邊高知、瓺腹滿雙氐、山野物波、甘菜・辛菜、青海原物波、鰭廣物・鰭狭物、奧津海菜・邊津海菜尓至萬氐尓、雜物乎如横山置高成氐、
獻留宇豆乃幣帛乎、安幣帛能足幣帛止平久聞食氐、皇良我朝庭乎、常磐尓堅磐尓齋奉、茂御世尓幸閉奉給氐、自此十二月始、來十二月尓至萬氐尓、平久御坐處令御坐給止、今年十二月某日齋比鎭奉久申、
鎮御魂斎戸祭
高天之原に神留り坐す、皇親神漏伎・神漏美の命を以て、皇御孫之命は豐葦原の水穂國を、安國と定め奉りて、
下津磐根に宮柱太敷き立て、高天之原に千木高知りて、天之御蔭・日之御蔭と稱辭竟へ奉りて、
奉る御衣は上下備へ奉りて、宇豆の幣帛は明妙・照妙・和妙・荒妙、五色物、御酒は瓺の邊高知り、
瓺の腹滿て雙べて、山野の物は、甘菜・辛菜、青海原の物は、鰭廣物・鰭狭物、奧津海菜・邊津海菜に至るまでに、
雜物を横山の如く置き高成して、獻る宇豆の幣帛を、安幣帛の足幣帛と平けく聞し食して、皇らが朝庭を常磐に堅磐に齋ひ奉り、
茂御世に幸へ奉り給ひて、此の十二月より始め、來る十二月に至るまでに、平けく御坐處に御坐さしめ給へと、
今年十二月の某の日齋ひ鎭め奉らくと申す、
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