ラドン【Radon】
ラドンの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/rn.html#basic
ラドンの一般特性
- 名称/記号/番号
- ラドン / Rn / 86
- 分類
- 希ガス
- 族/周期/ブロック
- 18(0)(IVB) / 6 / p
- 密度/硬度
- 9.73kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 無色
ラドンの原子特性
- 原子量
- 222.0176amu
- 原子半径(計測値)
- 不明(120)pm
- 共有結合半径
- 145pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]4f14 5d10 6s2 6p6
- 電子殻
- 2, 8, 18, 32, 18, 8
- 酸化数(酸化物)
- 0(不明)
- 結晶構造
- 面心立方構造
ラドンの物理特性
- 相
- 気体
- 融点
- 202K(-71℃/-96°F)
- 沸点
- 211.3K(-61.7℃/-79.1°F)
- モル体積
- 50.50×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 18.1kJ・mol-1
- 融解熱
- 3.24kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 不明
その他
- クラーク数
- 不明
- 電気陰性度
- 不明
- 比熱容量
- 94J・kg-1・K-1
- 導電率
- 不明
- 熱伝導率
- 0.00364W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 1037kJ・mol-1
ラドンのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/rn.html#basic
ラドンの特徴
希ガスの中で最も重い元素。最も半減期の長いラドン222はウラン系列と呼ばれるウラン238を始まりとする天然の放射性壊変系列に属し、起源はウラン238(半減期約109年)→ウラン234(105年)→トリウム230(104年)→ラジウム226(103年)→ラドン222(3.8日)。ラドン222の壊変生成物は数十分の半減期で高エネルギーのα線3本及びベータ線2本の放射線を出して鉛210(約22年)に至る。希ガス元素なので不活性だが、フッ素との化合物が存在する。ラドン222はWHOの下部機関IARCより発癌性がある(Type1)と勧告されている。
ラドンの歴史
ドルン【F.Dorn】が1900年に発見。
ラドンの用途
- 放射能源として利用されていたが、現在は他のものに置き換えられている。
- 地下水中のラドンの調査は掘り返すことの困難な地下構造を知る上で重要。
その他
「ラジウムから生まれる気体」(RADium emanatiON)から命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日