ロジウム【Rhodium】
ロジウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/rh.html#basic
ロジウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- ロジウム / Rh / 45
- 分類
- 遷移金属
- 族/周期/ブロック
- 9(VIII) / 5 / d
- 密度/硬度
- 12450kg・m-3 / 6
- 単体の色
- 銀白色金属
ロジウムの原子特性
- 原子量
- 102.90550amu
- 原子半径(計測値)
- 135(173)pm
- 共有結合半径
- 135pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Kr]4d8 5s1
- 電子殻
- 2, 8, 18, 16, 1
- 酸化数(酸化物)
- 2,3,4(両性酸化物)
- 結晶構造
- 面心立方構造
ロジウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 2237K(1964℃)
- 沸点
- 3968K(3695℃)
- モル体積
- 8.28×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 493kJ・mol-1
- 融解熱
- 21.5kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 0.633Pa(2239K)
- 音の伝わる速さ
- 4700m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 1×10-7%
- 電気陰性度
- 2.28(ポーリング)
- 比熱容量
- 0.242J・kg-1・K-1
- 導電率
- 21.1×106m・Ω
- 熱伝導率
- 150W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:719.7kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1740kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:2997kJ・mol-1
ロジウムのその他情報
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- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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ロジウムの特徴
白金族元素の一つ。貴金属にも分類される。加熱下において酸化力のある酸に溶ける。王水には難溶。高温でハロゲン元素と反応。高温で酸化されるが、更に高温になると再び単体へ分離する。希少金属。
ロジウムの歴史
ウォラストン【W.H.Wollaston】によって発見。
ロジウムの用途
- 排ガス制御の触媒として重要。
- めっき(ロジウムめっき)にも使われ、特に銀やプラチナ、ホワイトゴールドなどの銀白色の貴金属製装身具の着色、保護用に多用される。
- プラチナとの合金はるつぼや熱電対に利用される。
- 有機合成化学においては不飽和結合を水素化する際の触媒として有用なウィルキンソン触媒の中心金属。
その他
塩の水溶液がバラ色になるため、ギリシャ語の「バラ色(rodeos)」から命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日