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https://www.7key.jp/data/physical_distribution/terminology/term_t/fixed_interval_ordering_system.html#what
定期発注方式とは、発注量はその都度違うが、発注間隔をあらかじめ決めて安全在庫数に達するまでの数量を定期的に発注する発注方式を指す。定期発注方式では、発注時点ごとに各品目の次期需要量を予測しなければならないため、それにかかる手間が大きくなる傾向がある。ただ、需要変化に対応した発注が可能であり、過剰在庫や品切れの危険を防ぎ易いとの利点もある。そのため、年間購入価格が高く厳密な管理を行う必要がある品目や、需要変動が大きく陳腐化し易い品目を発注する場合に採用されることが多い。発注サイクルを短くすることによって、より需要変動に対処し易くなるが、一方発注コストは増大する。
定期発注方式での発注量は、次の式で表される。
発注量 = 予測期間での出荷予測量 + その期間での安全余裕在庫量 - 現在の在庫 - 発注済未入荷量
- | 定量発注点方式 | 定期発注点方式 |
---|---|---|
発注の時期 | 決っていない | 決っている |
発注の量 | 一定 | 変動 |
採用目的 | 発注経費の削減 / 欠品の防止 | 運転資金の節約 |
長所 | 事務処理の簡素化 | 過剰在庫の防止 / 発注回数の削減 |
短所 | 在庫量の増加 | 事務処理が煩雑に |
注意点 | 定期的な在庫量の確認が必要 / 発注点の定期的な見直しが必要 | 需要予測の制度の向上 / 品目ごとの管理 |
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