青二才の語源
青二才とは
- 最終更新
- 2007-10-31T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/aonisai.html#what
読み(正かな遣い):品詞区分
あおにさい(あをにさい):名詞
青二才の意味
若くて、経験の足りない男をののしっていう語。
青二才の語源や由来
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「青」は未熟な様を指す接頭語として用いられ、「青臭い」や「青田買い」、「青侍」などにも用いられる。「二才」に関する説は3つあるが、どれが正確な語源かは決め手にかける。
- ボラなど出世魚の稚魚を「二才魚」や「二才子」、単に「二才」などと呼ぶことから、幼魚でまだ成魚とならない、すなわち未熟なことを指して「二才」となった。
- 古来、愛しい男性や夫を指して「背(せ)」と呼び、さらに大別して青年のことを「新背(にいせ)」、成人を「大背(おおせ)」、老人を「古背(ふるせ)」と呼んでいた。ここから青年の意味の「にいせ」が転訛して「二才(にさい)」となった。ちなみに、愛しい女性は「妹(いも)」と呼んでいた。
- 中国では「乳臭い幼子」との意味で【乳仔】(にゅうつぁい)が使われ、それが日本に伝わり「二才」との字が当てられた。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年10月31日 最終更新:2007年10月31日