わし座

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わし座の各種情報

最終更新
2006-08-10T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/constellation/aql.html#info

星図:わし座

略符Aql
属格Aquilae
英語での意味the Eagle
制定者プトレマイオス
赤経/赤緯20 h / +5°
観測可能地域+85° 〜 - 75°
20時南中9月10日
広さ652 平方度
3等以上の星の数3
最も明るい星(視等級)アルタイル(0.77)
流星群June Aquilids/Epsilon Aquilids

わし座の主な星

最終更新
2006-08-10T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/constellation/aql.html#star
星名英名意味和名視等級スペクトル距離絶対等級
αAltail(アルタイル)飛ぶ鷲彦星0.77A7V172.2
βAlshain(アルシャイン)牛飼いのお供3.90G8IV423.5
γTarazed/Reda(タラゼド/レダ)襲うもの/-牛飼いのお供2.80K3II300-2.4
δDeneb Okab(デネブ・オカブ)鷲の尾-3.44dA5n552.3
εDeneb(デネブ)-4.21gK0150-
ζDeneb(デネブ)-3.02B9850.8
η----F6-G2910-
θ---3.37B9s250-1.7
ιAl Thailmain(アル・タリマイン)2羽のダチョウ-4.28B8n470-
λAl Thailmain(アル・タリマイン)2羽のダチョウ-3.55B9n120-

アルタイル

アラビア語のAl Nasr al Rair(飛ぶ鷲)が語源です。ここで言う鷲はわし座のことではなく、アラビアの古い星座にあるわし座(わし座のα、β、γの3星を翼を広げて飛ぶ鷲に見立てた)を指すようです。この星は夏の大三角形の頂点の1つでもあります。3重連星。

アルシャイン

ペルシャ語のShahini Tarazad(襲う鷲)が語源で、もともと星座全体の名前だったものがこの星の固有名称となりました。襲う鷲とは翼をたたんで獲物に急降下する鷲を意味しています。3重連星。

タラゼド

βAqlの由来となったペルシャ語、Shahini Tarazadの前半が省略されたものです。

デネブ・オカブ/デネブ

δAql、εAql、ζAqlのデネブは、アラビア語のAl Dhanab al Okab(鷲の尾)が語源です。デネブの名称は、はくちょう座のα星の代名詞として用いられることが多い。

アル・タリマイン

元々はいて座のλとμの2星についていた名前が混同されてこう呼ばれるようになったようです。

η Aql

明るいセファイド変光星。周期7.177日で視等級3.48等〜4.39等に変化します。

15 Aql

光学的二重星。視等級5.4等のK型星の脇に7等の星があります。

わし座の主な天体

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2006-08-10T00:00:00+09:00
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その他

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2006-08-10T00:00:00+09:00
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わし座の由来

ギリシア神話によれば、トロイアの王子ガニュメデスがあまりにも美しい少年だったため、ゼウスが神の宴の給仕にするために鷲の形にしてさらった(鷲を使いに出して天に連れてきた/ゼウスが鷲に化けて連れに来た)と言われています。

別の説では、プロメテウスの肝臓を食らう鷲であるとも言われています。

東洋では七夕伝説が有名です。

その他

記録では2つの新星が観測されました。1つめは紀元前389年、金星くらい明るく輝いたと言われています。もう1つはアルタイルよりも明るく輝いたと言われています。

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Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年08月10日 最終更新:2006年08月10日