array_splice ( array , int [, int [, array ]])

解説

配列から第二引数を起点に第三引数の長さで指定された要素を削除し、第四引数で指定した配列の要素と置き換えます。第二引数が正の場合は配列の最初から指定オフセットの位置から削除されます。第二引数が負の場合は配列の末尾から数えた位置から削除されます。第三引数が省略された場合は第二引数から配列の最後まで全ての要素が削除されます。第三引数が指定され正の場合は先頭から複数の要素が削除されます。第三引数が指定され負の場合は配列の末尾から複数の要素が削除されます。第四引数に配列が指定された場合は削除された要素はこの配列の要素で置換されます。第二引数、第三引数で指定した結果何も削除されない場合は、第二引数で指定された位置に配列が挿入されます。

要件

これらの関数は、標準モジュールの一部として利用可能であり、常に使用できます。

インストールの手順

これらの関数はPHPコアに含まれるため、使用する際にインストールは不要です。

実行用の設定

この拡張モジュールは設定ディレクティブを全く定義しません。

リソース型

この拡張モジュールはリソース型を全く定義しません。

記述例

<?php
$input = array ("a", "b", "c", "d", "e");
array_splice ($input, 2);
print_r ($input);
print ("<br>\n");
$input = array ("a", "b", "c", "d", "e");
array_splice ($input, 1, -1);
print_r ($input);
print ("<br>\n");
$input = array ("a", "b", "c", "d", "e");
array_splice ($input, 1, count($input), "f");
print_r ($input);
print ("<br>\n");
$input = array ("a", "b", "c", "d", "e");
array_splice ($input, -1, 1, array("g", "h"));
print_r ($input);
print ("<br>\n");
?>

Array ( [0] => a [1] => b ) 
Array ( [0] => a [1] => e ) 
Array ( [0] => a [1] => f ) 
Array ( [0] => a [1] => b [2] => c [3] => d [4] => g [5] => h )