画像が表示されないときには

WEBページも完成し、テストのために自分のページを見てみると画像が次のようなマークになってしまった。

そのようなときに役立つチェック項目をまとめてみました。「そんなミスしてないよ」なんて思わず順番に上から確認してみて下さい。大半の場合はこちらの方法でなんらかの解決策が見つかることと思います。

当たり前ですがアップロードされていない画像は表示することができません。また、アップロード先を勘違いしているということもよくあることです。まず真っ先に確認して下さい。

確認方法ですが、お使いのブラウザのアドレス欄に以下を入力し、目当ての画像が表示されるかどうかを確かめて下さい。

もしフォルダ（ディレクトリ）の中にアップロードしたのであればフォルダ名も指定しなければなりませんが、お使いのWEBサーバによっては勝手にフォルダ（ディレクトリ）を作ることができないものもあります。不安なようでしたらそのままアップロードすることをお勧めします。

画像を挿入するタグが間違えていると表示されるはずもありません。

「width」属性や「alt」属性などは必要な属性ではありますが、大抵のブラウザではなくても表示されます。まず上記の形になっているか確かめて下さい。「src」と「scr」を間違えたり、「<img href=""」としてみたり、意外と上級者でも記述ミスは多いようです。

また、記述は全て半角文字で記述しなければなりません。併せて確認下さい（全角と半角についてはこちらを参照下さい）。

画像が表示されない場合の大半はこちらの理由となっているようです。細かくチェック項目を設けていますので順番に確認下さい。ちなみに画像へのパスとは「src="画像へのパス"」となっている部分のことを指します。

画像に限らず、大抵のWEBサーバは全角文字でのパスの指定に対応していません（全角と半角についてはこちらを参照下さい）。もし画像のファイル名に全角文字が含まれているようでしたら半角文字でファイル名を付け直してください。

意外と多いのがファイル名の間違いです。ファイル名のつづりは１文字でも違えば表示されません。次のことを重点的にチェックしてください。

また、ファイル名の先頭が数字の画像はWebサーバによって拒否されますので名前を付け変えて下さい。

画像へのパスは相対パスか絶対パスにて記述します（相対パス/絶対パスについてはこちらを参照下さい）。パスの指定は間違っていないか確認下さい。特に以下のような記述になっている場合はほぼ間違いなく誤った記述方法です。正規のパスを指定し直してください。

多くのブラウザがサポートしている画像の形式は以下の３つです。

それ以外は全て表示されない、というわけではありませんが、他の画像形式は使わない方が無難でしょう。

画像もファイルですので壊れる場合があります。また、見た目（拡張子）は「GIF」形式であっても中身が「BMP」形式になっている、ということもあります。次の方法で確認下さい。

直リンクを禁止しているWEBサーバは多数あります。ご自分のWEBサーバにアップロードしたファイルでないのであればあきらめも肝心です。

ファイルを転送する際に、バイナリモードではなくアスキーモードで転送すると画像が表示されなくなるようです。大抵の FTPクライアントソフトはその辺りを自動で判別してくれますが、念のため確認して下さい。

WEBサーバの混雑具合によりなかなか画像が表示されない場合もあります。時間をおいて見ると表示されるようでしたらこちらが原因でしょう。常に表示が遅いのでしたらWEBサーバの引越しをするくらいしか・・・解決策はないでしょうね。

セキュリティソフトが邪魔して画像が表示されない場合もあるようです。お使いのセキュリティソフトをオフにして再度チャレンジしてみて下さい。