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https://www.7key.jp/data/word_custom/zouni.html#what
もともと雑煮は、年神様に供えた餅を神棚から下ろし、それを野菜や鶏肉、魚介などで煮込んで作った料理を指し、雑煮餅とも呼んだ。元来は正月用ではなく、餅や野菜、乾燥食品などを一緒に煮込んだ野戦料理であったとされ、この料理が次第に武家社会において儀礼化し、やがて一般庶民に普及したものとみられている。室町時代頃には酒宴などで出され、最初に雑煮を食べて胃を安定させる前菜とされていた。
雑煮の料理法は地域ごとに特色があるが、主として関西では白みそ仕立て、関東では醤油仕立て(すまし仕立て)と分かれ、中に入れる餅も関西では丸餅、関東では切り餅が一般的である。香川県のように餡餅(あんもち)を入れる地域もあり、地域においては餅を用いない雑煮を作る地方もある。
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