ルビジウム【Rubidium】

ルビジウムの基本情報

最終更新

2007-04-26T00:00:00+09:00

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https://www.7key.jp/data/science/element/rb.html#basic

ルビジウムの一般特性

名称/記号/番号

ルビジウム / Rb / 37

分類

アルカリ金属

族/周期/ブロック

1（IA） / 5 / s

密度/硬度

1532kg・m^-3 / 0.3

単体の色

銀白色

ルビジウムの原子特性

原子量

85.4678amu

原子半径（計測値）

235（265）pm

共有結合半径

211pm

VDW半径

244pm

電子配置

[Kr]5s¹

電子殻

2,8,18,8,1

酸化数（酸化物）

1（強塩基性）

結晶構造

面心立方構造

ルビジウムの物理特性

相

固体（常磁性）

融点

312.46K（39.31℃）

沸点

961K（688℃）

モル体積

55.76×10^-6m³・mol^-1

気化熱

72.216kJ・mol^-1

融解熱

2.192kJ・mol^-1

蒸気圧

1.56×10^-4Pa（312.6K）

音の伝わる速さ

1300m・s^-1（293.15K）

その他

クラーク数

0.03%

電気陰性度

0.82（ポーリング）

比熱容量

363J・kg^-1・K^-1

導電率

7.79×10⁶m・Ω

熱伝導率

58.2W・m^-1・K^-1

イオン化エネルギー

第1イオン化エネルギー：403.0kJ・mol^-1/第2イオン化エネルギー：2633kJ・mol^-1/第3イオン化エネルギー：3860kJ・mol^-1/第4イオン化エネルギー：5080kJ・mol^-1/第5イオン化エネルギー：6850kJ・mol^-1/第6イオン化エネルギー：8140kJ・mol^-1/第7イオン化エネルギー：9570kJ・mol^-1/第8イオン化エネルギー：13120kJ・mol^-1/第9イオン化エネルギー：14500kJ・mol^-1/第10イオン化エネルギー：26740kJ・mol^-1

ルビジウムのその他情報

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ルビジウムの特徴

アルカリ金属の1つで、典型元素。ナトリウム、カリウムより反応性が強く、空気中で酸化され、水、ハロゲン元素と激しく反応する。

ルビジウムの歴史

1861年にローベルト・ブンゼンとグスターブ・キルヒホッフによって発見された。

ルビジウムの用途

• 炭酸ルビジウムを混ぜたガラスは丈夫で電気絶縁性に優れているため、ブラウン管用ガラスとして用いられる。
• 光で励起したルビジウムは原子時計に用いられている。セシウム原子時計に比べ正確さは劣るが、小型で低価格であるため広く利用されている。
• ルビジウム87（同位体）は、半減期488億年の放射性同位体であり、ベータ崩壊してストロンチウム87となる。これを用いて、年代測定が可能（ルビジウム-ストロンチウム法）。

その他

炎色反応で赤色を示すことから、ラテン語の「赤（rubidus）」にちなみ命名。