ラジウム【Radium】
ラジウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/ra.html#basic
ラジウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- ラジウム / Ra / 88
- 分類
- アルカリ土類金属
- 族/周期/ブロック
- 2(IIA) / 7 / s
- 密度/硬度
- 5000kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 銀白色
ラジウムの原子特性
- 原子量
- 226.0254amu
- 原子半径(計測値)
- 215(不明)pm
- 共有結合半径
- 不明
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Rn]7s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 32, 18, 8, 2
- 酸化数(酸化物)
- 2(強塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 体心立方構造
ラジウムの物理特性
- 相
- 固体(非磁性体)
- 融点
- 973K
- 沸点
- 2010K
- モル体積
- 41.09×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 不明
- 融解熱
- 37kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 327Pa(973K)
- 音の伝わる速さ
- 不明
その他
- クラーク数
- 1.4×10-10%
- 電気陰性度
- 0.9(ポーリング)
- 比熱容量
- 94J・kg-1・K-1
- 導電率
- 不明
- 熱伝導率
- 18.6W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:509.3kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:979.0kJ・mol-1
ラジウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/ra.html#basic
ラジウムの特徴
アルカリ土類金属の1つ。安定同位体は存在しない。天然には4種類の同位体が存在。反応性は強く、水と激しく反応し、酸に易溶。空気中で簡単に酸化される。炎色反応は洋紅色。ラジウムがアルファ崩壊してラドンになる。ラジウムの持つ放射能を元にキュリー(記号Ci)という単位が定義され、かつては放射能の単位として用いられていた(現在はベクレル[Bq])。ラジウム224、226、228はWHOの下部機関IARCより発癌性がある(Type1)と勧告されている。
ラジウムの歴史
1898年、ピエール・キュリー、マリ・キュリー夫妻によってラジウム226(半減期1600年)が発見された。
ラジウムの用途
- 以前は放射線源として医療分野等に使用されたが、現在はコバルト60に取って代わられている。
その他
放射線を出しているため、ラテン語の「放射性(radius)」から命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日