ユウロピウム【Europium】

ユウロピウムの基本情報

最終更新

2007-04-26T00:00:00+09:00

この記事のURI参照

https://www.7key.jp/data/science/element/eu.html#basic

ユウロピウムの一般特性

名称/記号/番号

ユウロピウム / Eu / 63

分類

ランタノイド

族/周期/ブロック

3 / 6 / f

密度/硬度

5244kg・m^-3 / （不明）

単体の色

銀白色

ユウロピウムの原子特性

原子量

151.964amu

原子半径（計測値）

185（231）pm

共有結合半径

不明

VDW半径

不明

電子配置

[Xe]6s² 4f⁷

電子殻

2, 8, 18, 25, 8, 2

酸化数（酸化物）

3（中度酸性酸化物）

結晶構造

体心立方構造

ユウロピウムの物理特性

相

固体 （常温では常磁性体）

融点

1099K（826℃/1519°F）

沸点

1800K（1529℃/2781°F）

モル体積

28.97×10^-3m³・mol^-1

気化熱

143.5kJ・mol^-1

融解熱

9.21kJ・mol^-1

蒸気圧

144Pa（1095K）

音の伝わる速さ

不明

その他

クラーク数

0.0001%

電気陰性度

1.2（ポーリング）

比熱容量

180J・kg^-1・K^-1

導電率

1.12×10⁶m・Ω

熱伝導率

13.9W・m^-1・K^-1

イオン化エネルギー

第1イオン化エネルギー：547.1kJ・mol^-1/第2イオン化エネルギー：1085kJ・mol^-1/第3イオン化エネルギー：2404kJ・mol^-1/第4イオン化エネルギー：4120kJ・mol^-1

ユウロピウムのその他情報

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ユウロピウムの特徴

希土類元素の1つでランタノイドに属す。銀白色の金属。水にはゆっくりと溶ける。熱水、酸には易溶。アンモニア（液体）に溶ける。ハロゲン元素と反応し、空気中で酸化される。

ユウロピウムの歴史

ウジェーヌ・ドマルセー【E.A.Demarcay】が1896年に発見、1901年に単離に成功。

ユウロピウムの用途

• ユウロピウムカルコゲナイドは磁性半導体として重要。
• カラーテレビの発光面に使われる。

その他

ヨーロッパにちなんで命名された。