挨拶の語源

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挨拶とは

最終更新
2007-10-31T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/aisatsu.html#what

読み(正かな遣い):品詞区分

あいさつ(あいさつ):名詞

意味

(1)人と人とが出会ったときや、別れるときに交わす儀礼的な動作や言葉。また、その言葉を述べること。相手に敬意・親愛の意を示す行為で、対人関係を円満にし、社会生活を円滑にする。

(2)公の席や舞台などで、大勢の人に向かって祝いやお礼などの気持ちを述べる言葉。

(3)受け答え。応対。返答。

(4)儀礼的な通知。

(5)(「御挨拶」の形で)あきれた言いざま。

(6)「仕返し」をいう不良仲間の隠語。

挨拶の語源や由来

最終更新
2007-10-31T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/aisatsu.html#etymology

挨拶の「挨」という漢字には「押す」「背を叩く」「開く」の意味があり、「拶」には、「迫る」「はさみつける」「押しつける」との意味がある。「挨」にも「拶」にも「せまる」や「押す」の意味があり、挨拶の文字本来の意味は「そばに身を摺り寄せて押し合う」ことである。禅宗では、問答によって相手の――主に門下の弟子達の――仏法修行の深浅をはかることを「一挨一拶(いちあい・いちさつ)」と呼んでいた。時が経つにつれて次第に問答だけではなく日常生活にも用いられるようになり、相手の様子を伺ったり寒暖の言葉を取り交わすなどの儀礼的な意味合いが生じてきた。言葉自身も「一挨一拶」から略されて「挨拶」とされ、お辞儀や受け答えに対しても用いられるようになったといわれている。

参考文献

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年10月31日 最終更新:2007年10月31日