Windows コマンドプロンプト【Route】

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Routeコマンドリファレンス

route [-f] [-p] [command [destination] [mask subnetmask] [gateway] [metric costmetric]]

IPパケットをルーティングするためのルーティングテーブルの内容表示と設定を行います。ルーティングテーブルは、おもにOSが管理するルーティング情報を保管したメモリテーブルを指します。

-f
ルーティングテーブルの全ての経路情報をクリアします。
-p
追加時に指定しますと、追加された経路は次回以降のOS起動時にも自動的に追加されるようになります。指定しなければOSをシャットダウンした際に設定は破棄されます。表示のときに指定しますとこのオプションで追加した経路のみを表示します。
print
ルーティングテーブルを表示します。
add
経路を追加します。
delete
経路を削除します。
change
すでに登録の在る経路を変更します。
mask
経路が使用するサブネットマスクを指定します。
ゲートウェイ
経路が使用するゲートウェイIPアドレスを指定します。
metric
経路のメトリック値を 1 〜 9999 の範囲で指定します。
C:\>route print
===========================================================================
Interface List
0x1 ........................... MS TCP Loopback interface
0x1000003 ...00 0c 6e 3c 16 d2 ...Intel 8255x-based Integrated Fast Ethernet
===========================================================================
===========================================================================
Active Routes:
Network Destination        Netmask          Gateway       Interface  Metric
          0.0.0.0          0.0.0.0      192.168.1.1   192.168.1.100       1 -1
      192.168.1.0    255.255.255.0    192.168.1.100   192.168.1.100       1 -2
    192.168.1.100  255.255.255.255        127.0.0.1       127.0.0.1       1 -3
  192.255.255.255  255.255.255.255    192.168.1.100   192.168.1.100       1 -4
        127.0.0.0        255.0.0.0        127.0.0.1       127.0.0.1       1 -5
        224.0.0.0        224.0.0.0    192.168.1.100   192.168.1.100       1 -6
  255.255.255.255  255.255.255.255    192.168.1.100   192.168.1.100       1 -7
Default Gateway:       192.168.1.1
===========================================================================
Persistent Routes:
  None

「宛先IPアドレス(Destination)」が、それぞれのサブネットにおける経路となります。このネットワークや、そこに所属するホスト向けのパケットは、経路として設定されたインターフェイスからゲートウェイへと転送されることになります。インターフェース一つに付、最低限でも「自身への経路(図中 3)」、「自身の所属するネットワークへの経路(図中 2)」、「ローカルループバックへの経路(図中 5)」が必要になります。

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Copyright (C) 2003-2004 七鍵 key@do.ai 初版:2003年7月7日 最終更新:2004年3月21日