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https://www.7key.jp/nw/routing/vlsm.html#what
VLSMとは1つのネットワークをサブネットに分割する場合に、複数のサブネットマスクを利用する方法です。通常、ネットワークをサブネット化する際は1つのサブネットマスク長しか設定ができないため、接続するホスト数に関係なく全てのサブネットに対して同じ数のIPアドレスを割り振らなければなりません。これは非常に無駄なIPアドレスの使い方(FLSMを参照)であり、これを解決するためにVLSMは考案されました。VLSMはネットワークに接続されるホスト数に応じてサブネットを分割することができ、1つのメジャーネットワークをサブネットマスクの異なるネットワークに分割する方法です。このことによってIPアドレスを効率的に割り当てられるのですが、同じメジャーネットワーク内でのみ使うことができ、クラスの概念を無視――例えば2つのClass Cを併せて"/23"のように――することはできません。
例えば192.168.1.0/24というネットワークは次のように分割することができます。
192.168.1.0/24 -> 192.168.1.0/26 -> 192.168.1.0/28 192.168.1.16/28 192.168.1.32/28 192.168.1.48/28 192.168.1.64/26 192.168.1.128/26 -> 192.168.1.128/27 192.168.1.160/27 192.168.1.192/26 -> 192.168.1.192/28 192.168.1.208/28 192.168.1.224/28 192.168.1.240/28 -> 192.168.1.240/30 192.168.1.244/30 192.168.1.248/30 192.168.1.252/30
https://www.7key.jp/nw/routing/vlsm.html#supplement
ダイナミックルーティングを行う際、クラスフルルーティングプロトコルはVLSMをサポートしていません。VLSMを利用したい場合には、クラスレスルーティングプロトコルを選択しなければなりません。
CIDRはインターネット、VLSMは組織内の細かなホストビットの割り当てに使用されます(RFC1812)。
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