ミキサ【Mixer】

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ミキサとは

最終更新
2006-02-05T14:04:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/technology/protocol/mixer.html#what

複数のストリームを1つのストリームに合成する機能を持つデータの中継機を指します。RTPでは1対多数のマルチキャスト通信を想定していますので、多数の端末が同時にデータを送信する場合も考えられます。例えば音声会議の際、同時に複数の人間が発言する場合もあるでしょう。そのような場合、個々にデータを送信してしまいますと無駄に帯域を消費してしまいます。そこでミキサと呼ばれる機器を設置し、各送信ホストから送信されたデータを全て受信させます。ミキサは受信したそれぞれのデータの同期を取りながら1つのデータに合成し、それぞれのネットワークに送信を行い無駄にネットワークの帯域を消費することを防ぐ役割を果たします。

ミキサはSSRCを持ち、生成したデータパケットに自分のSSRCを挿入します。入力データパケットのSSRC識別子は出力パケットのCSRCリストにコピーされることとなります。

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当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース

Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年01月29日 最終更新:2006年02月05日