リンクステート型ルーティングプロトコル【Link State routing protocols】

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リンクステート型ルーティングプロトコルとは

最終更新
2006-04-30T13:11:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/routing/r_protocol/ls_routingprotocol.html#what

ルータリンク情報のデータベースをルータ内に作成して保持し、そのデータベースをもとに宛先ノードへの最短経路を計算する方式です。リンク情報のデータベースは通常、リンクステートデータベース、又はトポロジーデータベースと呼ばれます。リンクステート型ルーティングプロトコルは、ネットワークを小さく分割して管理する方式を採用しており、ネットワークの巨大化がコンバージェンス時間に影響を与えにくくするための工夫がなされています。具体的には、隣接ルータ同士が隣接関係とよばれる関係を構築し、リンク情報のアドバタイズを同期させる方式となっています。リンクステートデータベースは変更されることなくネットワーク上の全てのルータに行き渡ります。したがって、各ルータは同じリンクステートデータベースをもつこととなり、これをもとにしてルーティングテーブルが算出されることとなります。最適なルートを計算する際は、SPF【Syortest Path First】と呼ばれるアルゴリズムが使用されます。

補足知識

最終更新
2006-04-30T12:01:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/nw/routing/r_protocol/hb_routingprotocol.html#supplement

OSPF、IS-IS、NLSPがリンクステート型ルーティングプロトコルとなります。

リンクステート型ルーティングプロトコルは経路変更があったさいのコンバージェンス時間が短いという利点があります。

SPFは考案者に因んでダイクストラアルゴリズム【Dijkstra Algorithm】とも呼ばれます。

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当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース

Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年04月30日 最終更新:2006年04月30日