TEXTAREA
解説
複数行の入力フィールドを作成する。TEXTAREA
内に記述されたテキストは、入力フィールドの初期値として表示される。フォームの部品としてデータが送信される際には、name
属性で付けたデータ名とその値を一組にして、FORM
のaction
属性で指定したサーバー上のファイルに、FORM
のmethod
属性で指定した転送方法で送られる。TEXTAREA
はフォームの部品としてではなく、ユーザーインターフェースとしても使用することができる。TEXTAREA
はrows
属性とcol
属性が必須の属性となっているが、これはあくまでも入力フィールドの表示サイズの指定であり、入力可能な桁数や文字数を制限するものではない。また、cols
属性では「平均的な文字幅を基準とした文字数」を指定するので、環境や記入する文字内容により、1行で入力可能な文字数は変動する。
参照
- フォーム:
- <FORM>
属性
- name:
- テキストエリアにつける名前を指定
- rows:
- 縦幅指定(文字数)
- cols:
- 横幅指定(文字数)
- disabled:
- コントロールの使用と選択を全て禁止する。当属性が指定されているときは、ブラウザは一般的にグレー表示になる。属性値はなし
- readonly:
- コントロールの入力と変更を禁止する(選択は可能)。属性値はなし
- accesskey:
- 指定した文字のキーを押すことでフォーカスを持つ。詳細の動作はOSやブラウザに依存する。また、使用するキーは一般的なものにするべきである。
- tabindex:
- タブキーによるフォーカス移動のためのインデックス番号を指定する。タブキーを押すことでフォーカスを移動できるようにしたもので、。数値の順に順次フォーカスを持つ。(詳細は未定義だが、 一般的には小さな数値のものからフォーカスを持つ)
- %STYLEs%:
- スタイルシートのクラス名やID名を参照
- %LANGs%:
- 言語情報や書字方向などを指定
- %EVENTs%:
- 各種イベントを指定
使用例
ソース
<form action="./textarea.html" method="post">
<textarea name="gokanso" rows="5" cols="30">ここに感想を記入してください</textarea><br>
<input type="submit" value="送信"><input type="reset" value="リセット">
</form>