インライン要素とブロック要素、データ形式

◇インライン要素

インライン要素とは、強調などのように文字列に意味を加える要素で、前後に改行は入らない。インライン要素内に別のインライン要素や文字列を置くことはできるが、ブロック要素を置くことはできない。主に文書内の行の一部として利用される。

◇ブロック要素

ブロック要素とは、見出し、段落、リストなどのようにひとかたまりとなった要素で、前後に改行が入る。

◇#PCDATA

Parsed Character Data の略。このデータ型は任意の長さを持つ(ゼロでも良い)任意のテキスト。文字参照は展開され(&&に)、マークはマークとして解釈される。

◇CDATA

Character Data の略で文字データを表す。#PCDATA と違いマークが SGML的に解釈されない(<&&amp;などそのまま扱われる)。改行、タブは、スペースに置き換えられる。ただし、属性値として使われる場合のみ、文字参照が有効になる。