フォルダってなに?

次はフォルダについて勉強しましょう。名前くらいは聞いたことありますよね。

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このようなアイコンで表されていることが多く、ファイルを分類・整理するための保管場所として使います。また、フォルダの中にフォルダを作ることもできます。

ちなみにフォルダと呼ばれるものがディレクトリと呼ばれる場合もありますが、まったく同じものです。分かりやすい方に置き換えて読みましょう。

ちなみに作成方法と名前の付け方ですが、基本的にファイルを作ったり名前を変更したりする方法と同じです。復習をかねてもう一度説明をしておきますね。

まず、デスクトップ上の何もないところで右クリックしてください。メニューが出てきますので、「新規作成」→「フォルダ」をクリックしましょう(下図参照)。

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あとは、新しく作成したフォルダの上で右クリック→「名前の変更」で好きなフォルダ名をつければいいのですが・・・。ここでまた注意点があります。

まず一つ目。フォルダに拡張子はありません。例えば「index.html」なんて名前のフォルダを作ることも可能ですが、非常にまぎらわしいですね。なるべくフォルダ名にピリオドを使用するのはやめましょう。

二つ目の注意点は、フォルダもファイル名と同じく半角文字で名前をつけることです。自分のパソコンで使うのであれば、全角文字でフォルダ名をつけた方が見やすくて便利でしょう。しかし、今回はHP作成のために使うフォルダです。HP作成に使うファイルとフォルダは全て、半角文字で名前をつけなければならない、と覚えておいてください。

注意点も分かったところで、先ほど新しく作ったフォルダに名前をつけてみましょう。やり方はすでに説明済みですよね。

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後は、この中にHTMLファイルを入れていくだけです。

なぜHP作成の予備知識でフォルダについて話しているかわかりますか。関係なさそうな気もしますが、実はそうでもないのです。

まず、作ったHPを自分のパソコンの中に保存しますよね。どこにでも保存していたら、HTMLファイルや画像ファイルをどこに保存したかわからなくなります。HP保存用のフォルダを分かりやすいところに作成し、WEBサーバに保存するファイルは全てその中に保存しましょう。

そしてもう一つ重要なのが、整理するのは何も自分のパソコンだけではないということです。WEBサーバに作ったファイルをどんどん保存していくことによってHPはできあがっていくのですが、当然、整理しないままですとWEBサーバの中もわけわからない状態になってしまいます。「HPを送る道具」で説明しました「FFFTP」を使えば、あなたのパソコンにあるフォルダを(中身ごと)アップロードできます (アップロードの方法はHTMLファイルや画像ファイルと同じですよ)。

場合
もともとの正式名称はディレクトリです。 WindowsやMacOS上ではフォルダと呼ばれています。