全角と半角は何が違うの?

いきなり全角とか半角とか言われてわけのわからない方もおられるかとは思いますが、今回は文字の話です。文字には大きく分けて「全角文字」と呼ばれるものと「半角文字」と呼ばれるものの2種類があります。まずは違いを見て下さい。

全角文字 ABCabc123@+*−あいう
半角文字 ABCabc123@+*-該当無し

少し分かりづらいですが、全角文字のほうが多少横長ですよね。加えて、日本語はひらがなもカタカナも漢字もすべて全角文字となります。

なぜ、HPを作るのにこんなことを覚えないといけないのかと言いますと、全角文字と半角文字は別物だからです。

これからHPを作成していくなかで、半角文字で記述しなければならないものがたくさん出てきます。例えば、「拡張子ってなに?」で説明しました拡張子やファイル名もそのなかの一つです。「key.html」と「key.html」は別のファイルとして扱われますが、「key.thml」(全角文字)の方はそもそもHTMLファイルとしてコンピュータが認識してくれません。今、自分が全角文字で記述しているのか、半角文字で記述しているのかを常に意識することが重要です。

違いがわかったところで、「全角記入モード」と「半角記入モード」の切り替え方法を説明しましょう。まったく難しくないのですぐに覚えれます。

キーボードの左上の方を見て下さい。「半角/全角」と書かれたボタンがありますよね。それが切り替えスイッチになっています。一回押すごとに全角入力モードと半角入力モードが交互に切り替わります。 英数字や記号を入力する際には特に注意しましょう。