バナーってなに?
HPを作るには直接関係ないのですが、バナーと言うものについて解説しましょう。英語では「banner」と記述し、一般的には「旗」や「たれ幕」と和訳されます。
しかし、当然パソコンの世界では多少意味が違い、WEBページの広告用に作られた画像のことを指します。サイト内で使うこともありますが、大抵の場合はサイト外から自分のサイトへ誘導するために使いますのでどちらかと言えば「名刺」や「招待状」と言った表現の方が感覚的に正しいかもしれませんね。当サイトでもこの「バナー」を用意していますので例として見てください。
見ての通り、(少し小奇麗にした)画像ですよね。こちらを他のサイト様のページに貼り付けてもらうことによって、自分のページを宣伝してもらう、ということになります。
バナーと専用の名前までついていますが、正体はただの画像ファイルです。一般的に「GIF 形式」で作られることが多いようです。アニメーションGIFで作られたバナーも多くみかけますし、「JPEG 形式」「PNG 形式」で作られるバナーも決して少なくありません。早い話が、出来上がりのバナーに適した画像形式を選択し、自分のサイトを宣伝できる画像を作成すれば良い、ということになります。
ただ、どのような画像でも良い、というわけではありません。慣習的ではありますが、バナーは「88×31」サイズ(単位はピクセル)で作成することが多いようです(上で例として挙げました当サイトのバナーもこのサイズです)。元々このサイズには意味がなく、Netscape 社のバナーがたまたまこのサイズで、これをMicrosoft 社がまねて、今では一般的なサイズと呼ばれるようになったという説が有力なようです。また、広告用としては次のようなサイズと名前も定義されているようです。
- Full Banner(468 x 60)
- Full Banner with Vertical Navigation Bar(392 x 72)
- Half Banner(234 x 60)
- Square Button(125 x 125)
- Button #1(120 x 90)
- Button #2(120 x 60)
- Micro Button(88 x 31)
他にも「200×40」サイズ、「31×31」サイズ等も多く使われているようですので、分かりやすいように見た目上のサイズを示します。使う場所と宣伝したい内容によって使い分けると良いでしょう。
468×60サイズ
200×40サイズ
88×31サイズ
31×31サイズ
さて、ここまで読まれた方は「ではバナーはどうやって作るの?」と当然思われるでしょう。しかし、このページはバナーの作り方を解説するページではなく、あくまで「バナーとは一体何なのか?」と言う疑問に答えるためのページとして作成しました。単なる画像ですので上記の説明に見合った画像を自分で作成するも良いでしょう。バナー用の背景画像を用意されている素材屋さんもありますので検索エンジンにて検索するのも良いでしょう。自信が無い方はバナーを無料で作成して下さるサービスもあるようですので利用してみてはいかがでしょうか?