年越しそば

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年越しそばとは

最終更新
2008-01-04T10:45:54+09:00
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年越し蕎麦とは「としこしそば」と読み、大晦日(12月31日)に縁起をかついで食べられる蕎麦のこと。現在の日本では全国的に見られる風習であり、年を越す前に食べきらなければならず、蕎麦を残すと翌年金運に恵まれないなどと言われる。

元々、江戸時代中期には町人達の間には月末に蕎麦を食べる「三十日(みそか)そば」との習慣があり、大晦日のみにその習慣が残ったものと考えられている。年越し蕎麦には、「蕎麦のように細く長く長寿であるように」との願いが込められたといわれ、また、金銀細工職人が仕事場に飛び散った金粉を蕎麦を練って作った団子で集め、その団子を焼いて金粉を取り出したことから、「蕎麦は金を集める」という縁起の意味もあったとされる。実際当時は大晦日に蕎麦団子を食べていたようだが、やがて現在のように蕎麦を切って食べるのが一般的となった。

年越し蕎麦の薬味に刻みネギが添えられるのは、ネギの語源が「ねぐ」からきていて「祈る」との意味があることから、ネギを添えることでさらに長寿や金運を祈願すると言われている。

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Copyright (C) 2008 七鍵 key@do.ai 初版:2008年01月04日 最終更新:2008年01月04日