チランジア

植物資料集（索引）

最終更新

2007-06-12T00:00:00+09:00

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チランジアの情報

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チランジアとは、パイナップル科チランジア属の植物の総称である。

その他外観に関すること

• 葉は、核となる成長点から何層にも分かれる。表面は鱗片（トリコーム）と呼ばれるスポンジ状の特殊な毛に覆われ、粉を吹いたような灰緑色。水分を感じると鱗片を開いて水分を取り込み、乾燥すると鱗片閉じて水分の無駄な蒸散を避ける。
• 多くの種で、茎はごく短縮されていて根と葉しか存在しないようにみえる。

知識

• チランジア属の植物は、非常に形態の変異にとんだ植物群であり、今日までに変種を加えると600種以上が報告されている。そのほとんどは着生植物。樹木や岩石などに着生し、生育するための土を必要としない。このため、空中にある植物のように見えることからエアープランツとも呼ばれる。極めて乾燥に強く、根は水や養分を吸収するためではなく、自らを固定するために存在する。葉に生えた鱗片と呼ばれる毛の下に雨や霧などの水分を保持し、葉の表面の吸水細胞で水を吸収する。種によっては全く鱗片を持たず、株の中央に水を溜めるものもある。
• チランジア属は学術的な分類がはっきりと確定しておらず、種類によっては学名の変更がなされる。

主な品種

チランジア・キアネア

桃色の大きな苞と、鮮やかな紫色の花が特徴。ハナアナナスとの別名でも呼ばれる。

チランジア・ウスネオイデス

最も典型的なエープランツとされ、根はない。細い植物体を長く伸ばし、下垂しながら育つ。密集する白毛のために全体が銀緑色に見える。サルオガセモドキやスパニッシュモスとの別名でも呼ばれる。

キセログラフィカ

エアプランツの王様と呼ばれる大型種。

チランジア・ブルボサ

不規則にねじれる葉を持つ。葉のつけ根は重なり合う。花期には先端部の苞が赤く色付く。

花言葉

• 不屈

チランドシア・キアネアの花言葉

• 貯える
• 増す愛情