二月祈年
二月祈年の祝詞
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- 2009-03-20T17:42:55+09:00
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二月祈年とは、「きさらぎのとしごい」または「にがつのとしごい」と読み、伊勢の大神宮(皇大神宮・豊受大神宮)において奏上される祝詞である。祈年祭は、二月四日に神祗官において班幣の儀式を行い、神宮には特に奉幣使を遣わして、二月十二日に皇大神宮と豊受宮それぞれにおいて行われた。
この祝詞は、勅使の中臣氏が幣帛を奉って皇大神宮の神前に奏上するもので、詞の一部を置き換えることによって三祭に共通して用いられたものである。
二月祈年、六月・十二月月次祭
天皇我御命以氐、度會乃宇治乃五十鈴川上乃下津石根尓、稱辭竟奉流皇大神能大前尓申久、常毛進流二月祈年――月次祭唯以六月月次之辭相換、――大幣帛乎、某官位姓名乎爲使天、令捧持氐、進給布御命乎、申給久止申、
二月祈年、六月・十二月月次祭
天皇が御命を以て、度會の宇治の五十鈴の川上の下津石根に、
稱辭竟へ奉る皇大神の大前に申さく、常も進る二月の祈年の
――月次祭には、唯六月の月次の辭を以て相換へよ――大幣帛を、某官位姓名を使と爲て、
捧げ持た令めて、進り給ふ御命を、申し給はくと申す、
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Copyright (C) 2009 七鍵 key@do.ai 初版:2009年03月20日 最終更新:2009年03月20日