九月神嘗祭
九月神嘗祭とは
- 最終更新
- 2009-04-13T14:30:39+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/thought/shintou/norito/nagatsuki_kannie.html#what
九月神嘗祭とは、「ながつきのかんにえのまつり」と読み、当年の新穀の初穂を伊勢大神宮に奉る祭儀である。六月・十二月月次祭と併せて神宮三節祭の一つとされ、特に神嘗祭は神宮における至重の祭典として、古来最も重んぜられてきた。神祗令に季秋の祭りとして神嘗祭の名が見受けられるが、元正天皇養老5(721)年9月1日に特に勅使を遣わして幣帛が奉られて以来、毎年幣帛使が派遣され、この神嘗の奉幣を特に「例幣」と呼んだ。幣帛使には五位以上の諸王が任じられ、神祗官の中臣・斎部両氏が随従し、中世以降は更に卜部氏が加わり、四姓氏と称された。9月11日平旦、大極後殿において、天皇臨席のもと例幣使発遣の儀が行われ、16日に豊受大神宮の大前において、翌17日には皇大神宮の大前においてそれぞれ奉幣の儀が行われた。
九月神嘗祭の祝詞
- 最終更新
- 2009-04-13T14:44:40+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/thought/shintou/norito/nagatsuki_kannie.html#source
この祝詞は、9月17日の祭りの当日に、奉幣使に随従する中臣氏が神嘗祭の例幣を奉った後に、皇大神宮の神前に奏上するものである。
九月神嘗祭
皇御孫命御命以、伊勢能度會五十鈴河上尓、稱辭竟奉流天照坐皇大神能大前尓申給久、
常毛進流九月之神嘗乃大幣帛乎、某官某位某王・中臣某官某位某姓名乎爲使氐、忌部弱肩尓太襁取懸、持齋波理令捧持氐、進給布御命乎、申給久止申、
九月神嘗祭
皇御孫命の御命を以て、伊勢の度會の五十鈴の河上に、
稱辭竟へ奉る天照坐皇大神の大前に申し給はく、常も進る九月の神嘗の大幣帛を、
某官某位某王・中臣某官某位某姓名を使と爲て、
忌部の弱肩に太襁取懸け、持齋まはり捧げ持た令めて、
進り給ふ御命を、申し給はくと申す、
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
思想、
神道、
祝詞とリンクを辿ると、当ページ
九月神嘗祭に辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/thought/shintou/norito/nagatsuki_kannie.html
です。
Copyright (C) 2009 七鍵 key@do.ai 初版:2009年04月13日 最終更新:2009年04月13日