降三世明王

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降三世明王とは

最終更新
2007-08-25T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/thought/hotoke/gouzanze.html#what

降三世明王は「ごうざんぜみょうおう」と読み、五大明王の一尊。降三世夜叉明王、孫婆明王とも呼ばれる。サンスクリットでは「トライローキャヴィジャヤ【Trailokya vijaya】」で三つの世界を降伏させる者との意味。ここでの三つの世界には諸説あり、三毒(食欲・怒り・愚痴)とみなされるのが一般的ではあるが、三界や三世における外敵を調伏したとすることもある。元々は古代インド神話に登場するシュンバ【Sumbha】とニシュンバ【Nisumbha】という阿修羅の兄弟で、密教の確立とともに仏教に包括された。

四面八臂であらわされることが一般的で、二本の手で「降三世印」を結び、残りの手は弓矢や矛などの武器を構える。その足には大自在天(ヒンズー教のシヴァ神)と烏摩(シヴァの后、ウマー)を踏みつけている。

真言

「オン・ソンバ・ニソンバ・ウン・バザラ・ウン・パッタ」【om sumbha nisumbha hum vajra hum phat】

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年08月26日 最終更新:2007年08月26日