ナトリウム【Sodium】
ナトリウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/na.html#basic
ナトリウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- ナトリウム / Na / 11
- 分類
- アルカリ金属
- 族/周期/ブロック
- 1(IA) / 3 / s
- 密度/硬度
- 968kg・m-3 / 0.5
- 単体の色
- 銀白色
ナトリウムの原子特性
- 原子量
- 22.98976928amu
- 原子半径(計測値)
- 180(190)pm
- 共有結合半径
- 154pm
- VDW半径
- 227pm
- 電子配置
- [Ne]3s1
- 電子殻
- 2,8,1
- 酸化数(酸化物)
- 1(強塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 体心立方構造
ナトリウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 370.87K(97.7℃)
- 沸点
- 1156K(882.9℃)
- モル体積
- 23.78×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 96.96kJ・mol-1
- 融解熱
- 2.598kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 1.43×10-5Pa(1234K)
- 音の伝わる速さ
- 3200m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 2.63%
- 電気陰性度
- 0.93(ポーリング)
- 比熱容量
- 1230J・kg-1・K-1
- 導電率
- 21×106m・Ω
- 熱伝導率
- 141W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:495.8kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:4562kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:6910.3kJ・mol-1
ナトリウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/na.html#basic
ナトリウムの特徴
非常に反応性の高い金属で、空気中で容易に酸化される。水と激しく反応する。また、酸、アルカリにも侵される。イオン化する時は、一価の陽イオンになりやすい。炎色反応で黄色を呈し、この性質を利用した照明器具がナトリウムランプ。人体にとっては重要な電解質の1つであり、その大部分が細胞外液に分布している。水酸化物や塩化物を融解塩電解することによって単体を得られる。
ナトリウムの歴史
1807年、ハンフリー・デービーが、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を電気分解することにより発見された。
ナトリウムの用途
- 高速増殖炉の冷却材として用いられる。
- 高性能自動車エンジンの排気バルブのステム内部に封入し熱伝導を向上させる用途にも用いられる。
- 負極にナトリウム、正極に硫黄を使った、NaS電池(大型の非常用電源等に利用される)として用いられる。
その他
ラテン語の「固体(soda)」ドイツ語の「ソーダ石(Natron)」から命名。医薬学や栄養学などの分野では英語の「ソジウム」が使われる事もある。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日