リチウム【Lithium】
リチウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/li.html#basic
リチウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- リチウム / Li / 3
- 分類
- アルカリ金属
- 族/周期/ブロック
- 1(IVB) / 2 / s
- 密度/硬度
- 535kg・m-3 / 0.6
- 単体の色
- 銀白色、銀灰色
リチウムの原子特性
- 原子量
- 6.941amu
- 原子半径(計測値)
- 145(167)pm
- 共有結合半径
- 134pm
- VDW半径
- 182pm
- 電子配置
- [He]2s1
- 電子殻
- 2,1
- 酸化数(酸化物)
- 1(強塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 体心立方構造
リチウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 453.69K(183.82℃/356.97°F)
- 沸点
- 1615K(2175℃/2448°F)
- モル体積
- 13.02×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 145.92kJ・mol-1
- 融解熱
- 3kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 1.63×108Pa(453.7K)
- 音の伝わる速さ
- 6000m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.006%
- 電気陰性度
- 0.98(ポーリング)
- 比熱容量
- 3582J・kg-1・K-1
- 導電率
- 10.6×106m・Ω
- 熱伝導率
- 84.7W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1:520.2kJ・mol-1/第2:7298.1kJ・mol-1/第3:11815kJ・mol-1
リチウムのその他情報
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- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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リチウムの特徴
銀白色の柔らかい金属。乾いた空気中ではほとんど変化しないが、水分があると常温でも窒素と反応し窒化リチウム(Li3N)を生ずる。
リチウムの歴史
アルフェドソン【J.A.Arfvedson】が1817年にペタル石の分析によって発見。
リチウムの用途
- リチウムは大気中で容易に酸化され、単体として存在することは難しい。このため単体で利用されることよりも、軽量合金に用いたり強力な還元剤として用いられることが多い。
- 炭酸リチウムとして:結晶化耐熱ガラス(パイロセラム)、テレビ用のブラウン管、陶磁器の釉。
- 水酸化リチウムとして:リチウムの添加されたグリースが自動車・農機具・機械工具などの潤滑剤として市販される。
- 医療用として:炭酸リチウムが躁病および躁うつ病の躁状態の患者に処方される。
- イオン化傾向が大きく、酸化還元電位は全原子中で最も低い-3.040Vであり、電池に使うと起電力を大きく取れる。
その他
ギリシャ語の「石(lithos)」から命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日