ジスプロシウム【Dysprosium】
ジスプロシウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/dy.html#basic
ジスプロシウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- ジスプロシウム / Dy / 66
- 分類
- ランタノイド
- 族/周期/ブロック
- 3 / 6 / f
- 密度/硬度
- 8551kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 銀白色
ジスプロシウムの原子特性
- 原子量
- 162.500amu
- 原子半径(計測値)
- 175(228)pm
- 共有結合半径
- 不明
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]6s24f10
- 電子殻
- 2, 8, 18, 28, 8, 2
- 酸化数(酸化物)
- 3(弱酸性酸化物)
- 結晶構造
- 六方最密充填構造
ジスプロシウムの物理特性
- 相
- 固体(常温では常磁性)
- 融点
- 1680K(1407℃/2565°F)
- 沸点
- 2840K(2567℃/4653°F)
- モル体積
- 19.01×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 230kJ・mol-1
- 融解熱
- 11.06kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 2170m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.0004%
- 電気陰性度
- 1.22(ポーリング)
- 比熱容量
- 170J・kg-1・K-1
- 導電率
- 1.08×106m・Ω
- 熱伝導率
- 10.7W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:573.0kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1130kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:2200kJ・mol-1/第4イオン化エネルギー:3990kJ・mol-1
ジスプロシウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/dy.html#basic
ジスプロシウムの特徴
希土類元素の1つでランタノイドに属す。空気中で表面が酸化され、高温で燃える。水にゆっくりと溶け、酸には易溶。ハロゲン元素と反応する。
ジスプロシウムの歴史
1886年、de Boisbaudranによりホルミウム化合物から単離された。
ジスプロシウムの用途
- 中性子吸収断面積が大きいので原子炉の制御用材料として利用される。
- 光磁気ディスク(光メモリ)の材料や磁石として利用される。
- 蓄光剤の添加剤として利用される。
その他
発見の際、単離が難しく大変な労力を要したことから、ギリシャ語の「近寄りにくい(dysprositos)」にちなみ命名。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日