モーリアック【François Mauriac】
モーリアックの概要
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フランソワ・モーリアック【François Mauriac】(1885年10月11日 - 1970年9月1日)はフランスのカトリック作家。
モーリアックの略歴
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- 1885年10月11日:ボルドーの中産階級の家に生まれる。
- 1906年:パリに出て、フランス国立古文書学校に入学したがまもなく退校。
- 1909年:処女詩集『合掌』を発表、モーリス・バレスの賞賛を得る。
- 1922年:『癩者への接吻』を発表して小説家としての地位を確立。
- 1923年:『火の河』、『ジェニトリクス』を発表。
- 1925年:『愛の砂漠』によってアカデミー小説大賞を獲得。
- 1927年:『テレーズ・デスケルウ』を発表。
- 1932年:『蝮のからみあい』を発表。
- 1952年:ノーベル文学賞を受賞。
モーリアックの残した名言
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- 人間は自分の恋していた時のことを思い出すと、そのあいだには何一つ起こらなかったような気がするものだ。
- 食卓の周りに座っている子供達が、そのまま全人生なのである。我々は彼らと同じに人生の最も些細な心掛かりと最も輝かしい希望とを再び見いだす。
- 私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある。
- ばかな、味わってはならない快楽などあるものか。
- 男にとっては今日一日だけの浮気心にすぎないものに、女はその一生を賭ける。
- 死ぬまでに、1つの心だけにでも深く分け入ることができたなら、それで幸せとしなければなるまい(『蝮のからみ合い』より)。
モーリアックの逸話
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- 戦前は反ファシストの論陣を張り、第2次世界大戦中は反ナチス抵抗運動に参加。戦後は急進カトリック派の重要人物として、保守主義の立場から実存主義と共産主義に対決している。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年10月12日 最終更新:2007年10月12日