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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/aka_tanin.html#what
あかのたにん(あかのたにん):名詞
全く縁もゆかりもない人。
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/aka_tanin.html#etymology
「赤」の語源は「明(あか)るい」とされ、「赤」には「明らか」との意味もある。そこで名詞に前置されることで「全く」や「すっかり」のように強調の意味に用いられ、「赤の他人」で「全く縁もゆかりもない人」を指すようになった。
また、「赤の他人」の「赤」は本来「閼伽(あか)」と書き、仏前に供える浄水を意味するサンスクリット「アルガ【argha】」が語源とする説もある。水の冷たさを他人の冷たさに喩え、そこから転じて「水のように冷ややかな関係の相手」を「閼伽の他人」と呼ぶようになったとのもの。
古典などにも「赤はだか(=素っ裸)」、「赤の昼(=真っ昼間)」、「赤恥」などとの用例があるため、強調の意味での「赤」の説も納得はできるが、「閼伽の他人」に後から意味と音を考えて「赤」の文字が当てられたとの説の方が納得できる(私見)。
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