緋色

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緋色の基本情報

最終更新
2008-06-07T21:40:14+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/design/color/red/hiiro.html#basic
色名緋色color sample
色名の読みひいろ
英語表記-
RGB(199,60,46)
RGB値の16進表記#C73C2E
CMYK(10,90,95,0)
マンセル値7.5R 5/10
HSV5°,60%,78%
JIS規格(略称)JIS規格外の色

緋色のその他情報

最終更新
2009-05-05T23:50:52+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/design/color/red/hiiro.html#other

茜染めの最も鮮やかな黄みの赤を指して緋色と呼ぶ。また、黄色で下染めをして上から紅染めした色も、緋色と呼ばれる。『延喜式』では、に次ぐ高位の朝服の色を「深緋」、その次が「浅緋」とし、それぞれと紫の混ぜ染めと茜で染めた色を表していたことから、茜で染めた色を指して「緋」という名前を当てていたと考えられる。尚、このことから緋色は中級官人の色として知られるようになり、多くの文学作品にも登場するようになった。また、武士も緋色を用いることがあり、『平家物語』などの軍記物語には緋の腹巻や緋縅(ひおどし)の鎧が登場する。ただし、緋縅の鎧の緋色は、すでに紅染めであったと考えられている。

平安時代には、緋色を「思いの色」と呼ぶこともあった。「思ひ」の「ひ」から「火」を連想し、緋色に結び付けて熱き思いを表したものと考えられている。古今和歌集には、耳なしの 山のくちなし えてしがな 思ひの色の したぞめにせむと詠まれている。

スカーレットと緋色が同一視されることもある。

染料としての緋色は、茜の赤色色素プルプリンを高純度に精製した色とされる。それに対し茜色は、茜を精製せずに使った染料の色で、緋色よりくすんだ赤とされる。

別名または関係のある色

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Copyright (C) 2008-2009 七鍵 key@do.ai 初版:2008年06月07日 最終更新:2009年05月05日