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https://www.7key.jp/data/design/color/red/hiiro.html#basic
色名 | 緋色 | color sample |
---|---|---|
色名の読み | ひいろ | |
英語表記 | - | |
RGB | (199,60,46) | |
RGB値の16進表記 | #C73C2E | |
CMYK | (10,90,95,0) | |
マンセル値 | 7.5R 5/10 | |
HSV | 5°,60%,78% | |
JIS規格(略称) | JIS規格外の色 |
https://www.7key.jp/data/design/color/red/hiiro.html#other
茜染めの最も鮮やかな黄みの赤を指して緋色と呼ぶ。また、黄色で下染めをして上から紅染めした色も、緋色と呼ばれる。『延喜式』では、紫に次ぐ高位の朝服の色を「深緋」、その次が「浅緋」とし、それぞれ茜と紫の混ぜ染めと茜で染めた色を表していたことから、茜で染めた色を指して「緋」という名前を当てていたと考えられる。尚、このことから緋色は中級官人の色として知られるようになり、多くの文学作品にも登場するようになった。また、武士も緋色を用いることがあり、『平家物語』などの軍記物語には緋の腹巻や緋縅(ひおどし)の鎧が登場する。ただし、緋縅の鎧の緋色は、すでに紅染めであったと考えられている。
平安時代には、緋色を「思いの色」と呼ぶこともあった。「思ひ」の「ひ」から「火」を連想し、緋色に結び付けて熱き思いを表したものと考えられている。古今和歌集には、耳なしの 山のくちなし えてしがな 思ひの色の したぞめにせむ
と詠まれている。
スカーレットと緋色が同一視されることもある。
染料としての緋色は、茜の赤色色素プルプリンを高純度に精製した色とされる。それに対し茜色は、茜を精製せずに使った染料の色で、緋色よりくすんだ赤とされる。
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